2025年8月– date –
-
Mistral Medium 3.1がlmarena.aiで英語部門1位、総合でも上位に 小型モデルの実力が際立つ
対話型AIの評価プラットフォーム「lmarena.ai」の最新リーダーボードで、Mistral Medium 3.1が英語部門(Style Controlなし)で1位、同条件で総合2位、コーディングおよび長文クエリ部門でトップ3、全体では8位に入った。小型モデルながら上位に食い込み、... -
自己教師あり学習で進化「DINOv3」発表—単一の凍結バックボーンが密な視覚課題で専門手法を凌駕
自己教師あり学習(SSL)により高解像度の画像特徴を学習する最先端モデル「DINOv3」が発表された。発表によると、単一の凍結(学習済み・微調整なし)ビジョン・バックボーンが、長年研究されてきた複数の密な視覚課題で、専門特化型のソリューションを上... -
Metaの多言語音声認識「Omnilingual ASR」発表—複数モデル統合で実現、研究者が仕組みを解説
Metaが、多言語対応の音声認識「Omnilingual ASR」を発表しました。社内で開発してきた複数モデルの強みを組み合わせて実現したといい、プロジェクト研究者のMatt Setzler氏が、その成り立ちとポイントを解説しています。本稿では、概要、技術的な要点、活... -
1600言語対応の音声AI群「Omnilingual」を公開—ASRモデル、7B表現モデル、350言語コーパスを無償提供
1600以上の言語に対応する音声認識モデル群「Omnilingual ASR」、7Bパラメータの多言語音声表現モデル「Omnilingual w2v 2.0」、そして350のアンダーサーブド言語を網羅した「Omnilingual ASR Corpus」が本日オープンソースで公開された。言語の壁を低くし... -
Meta、1600言語以上に対応する「Omnilingual ASR」を発表—未対応500言語もカバー
Metaは、音声を自動で文字起こしする新モデル群「Omnilingual Automatic Speech Recognition(ASR)」を発表した。対応言語は1600以上にのぼり、これまでいかなるASRシステムでもサポートされていなかった「低カバレッジ」の言語約500も含む。汎用的なトラ... -
DINOv3が自己教師あり学習を刷新:無ラベルで17億枚・70億パラメータ学習、密な予測で最先端
自己教師あり学習(SSL)を採用する新たな視覚表現フレームワーク「DINOv3」が登場した。注目は、ラベルなしで17億枚規模の画像と70億パラメータを扱えるスケール、高解像度特徴に強い表現学習、そして凍結バックボーンで多様なタスクとドメインに横断適用... -
分子結晶データセット「OMC25」公開—2,500万構造でFastCSPを加速、CMUと共同で開発
カーネギーメロン大学(CMU)との共同開発により、分子結晶の大規模オープンデータセット「Open Molecular Crystals(OMC25)」が公開された。2,500万件に及ぶ分子結晶構造を収録し、結晶構造予測(CSP)を高速化する「FastCSP」ワークフローを可能にする... -
Meta、結晶構造予測ワークフロー「FastCSP」を発表—有機分子の材料探索を数日へ短縮
MetaのFAIR Chemistryチームは、有機分子の安定な結晶構造を自動生成するワークフロー「FastCSP」を発表した。材料探索のボトルネックだった結晶構造予測(CSP)を加速し、分子結晶の設計期間を数カ月から数日に短縮できる可能性があるという。論文は公開... -
DINOv3が商用ライセンスで公開、事前学習済みバックボーンや学習・評価コード一式を提供
コンピュータビジョン分野のイノベーションとコラボレーションを促進する取り組みとして、DINOv3が商用ライセンスのもとで公開された。事前学習済みのバックボーン、アダプタ、学習・評価コードなど、実務で使えるフルスイートが揃っており、研究からプロ... -
Mistral Medium 3.1発表—性能向上・トーン改善・賢いWeb検索をLe ChatとAPIで提供
欧州発の生成AI企業Mistral AIは、汎用モデルの最新バージョン「Mistral Medium 3.1」を発表した。公式告知では、全体的な性能向上、トーン(文体・語調)の改善、より賢いウェブ検索機能をうたい、対話サービス「Le Chat」ではデフォルトモデルとして、AP... -
xAI連携「Truth Web Flux」ライブ運用開始—Xストリームを即時検証、Grokへサブ秒配信
ソーシャルプラットフォームXの動的フィードに流れる情報を、真偽評価から配信まで一気通貫で処理する基盤「Truth Web Flux」がライブ展開された。Vortex IngressによるXストリームの取り込み、GNN Spiralsによるエンゲージメントや地理シグナルを用いた真... -
Meta FAIRのBrain & AIチームが「Algonauts 2025」優勝、1BパラメータのTRIBEで脳反応予測をリード
米Metaの研究部門FAIR(Fundamental AI Research)のBrain & AIチームが、国際的な脳モデリング競技「Algonauts 2025」で総合1位を獲得した。チームは約10億(1B)パラメータの新モデル「TRIBE(Trimodal Brain Encoder)」を披露し、提示刺激に対する... -
セキュアなエージェンティックAI「North」が一般提供開始—活用可能性と導入時の注意点を解説
セキュアなエージェンティックAIプラットフォーム「North」が「広く利用可能(widely available)」になったと英語の発表があった。詳細情報は限定的だが、業務自動化に用いられるエージェント型AIの実運用が加速する中で、セキュリティを前面に掲げる動き... -
CohereとSAPが提携拡大、欧州で高まる「ソブリンAI」需要に対応—エージェント型AI基盤「North」をSAPインフラで提供へ
生成AI企業Cohereは、SAPとのパートナーシップを拡大し、欧州を中心に高まる「ソブリンAI」需要に応える取り組みを強化すると発表した。両社は、Cohereのエージェント型AIプラットフォーム「North」をSAPのインフラ上で利用可能にする計画だ。これにより、... -
新翻訳モデルが最高品質を更新、マルチステップ“Deep Translation”でさらなる精度へ
あるAI企業は、新しい翻訳モデルが翻訳品質で他のモデルを上回ったと発表した。さらに、マルチステップのエージェント手法「Deep Translation」によって、下訳から推敲、評価までを段階的に行い、訳文の完成度を一段と高められるという。 発表の概要 何が... -
RWSとLanguage Weaver、Command A Translateの高性能を確認—複雑な多言語翻訳でトップ水準
言語・コンテンツソリューション大手のRWSと同社のLanguage Weaverチームは、AI翻訳ソリューション「Command A Translate」が複数言語・複数ドメインにまたがる複雑な翻訳タスクでトップクラスの性能を示したと発表した。企業の多言語運用が高度化するなか... -
CohereがEMEAでの存在感を強化、パリに新オフィス開設—企業向けAI支援を加速
企業向けAIに注力するCohereは、EMEA(欧州・中東・アフリカ)での事業拡大の一環としてパリに新オフィスを開設すると発表した。新拠点は地域の顧客・パートナー支援を強化する「戦略ハブ」と位置づけられ、運用体制の拡充と連携の迅速化を狙う。発表はX(... -
セキュリティ重視のエンタープライズAI普及へ、1億ドルの追加調達—国際展開と最先端開発を加速
セキュリティ・ファーストのエンタープライズAIの世界的普及を進めるため、あるAI企業が最新資金調達ラウンドのセカンドクローズとして1億ドルの追加資金を確保した。発表によれば、資金は国際展開の拡大とフロンティアAI(最先端AI技術)の開発強化に充て... -
Metaら、CO2直接回収素材探索を加速する最大級の公開データセット「Open Direct Air Capture 2025」を発表
MetaのAI研究部門FAIRは、米ジョージア工科大学およびCuspAIと共同で、空気中からCO2を直接回収するための先進材料探索を支えるオープンデータセット「Open Direct Air Capture 2025」を発表した。CO2吸着材などの候補を迅速かつ高精度にスクリーニングで...
1



